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ダンスミュージックの原点と未来を繋ぐ歴史的一枚がここに誕生。
本家ダブのパイオニア「サイエンティスト」が、世界規模で発展し続けているダブステップを再構築!ブリトニー・スピアーズ、リアーナ、スヌープ、キーシャを始めとしたメインストリームのアーティストをも虜にする最も勢いのあるダンスミュージック『ダブステップ』を『サイエンティスト』がどのように調理するのか、全音楽ファン必聴のアルバム!
UKが誇るダブステップをはじめ斬新なダンスミュージックを排出し続けて来たPINCH率いるTectonicレーベル。そんなTectonicが未だかつてない挑戦に挑んだ。それは『ダブステップ』のプロデューサー陣と本家ダブ・ミュージックの生みの親の1人であるKing Tubbyの愛弟子、SCIENTIST(サイエンティスト)を組み合わせたこと。制作に1年以上かかった本作は、ルーツ(源)とフューチャーイズム(未来)を融合させ、世代や国を超えた奇跡的な邂逅であり、ダンスミュージックシーンにとって実に重要な一撃となっている。
ダブステップからはシーンの最重要アーティストたちが集結。Digital Mystikz名義でダブステップ最重要イベントDMZの主催者でもあるダブステップの創始者の1人、Mala。Burialを排出したHyperdub主宰のKODE 9。本作品の発案者でありレーベル主宰者、シーンの黎明期から活躍しているPINCH。Skream,、Benga、Mala等と共にシーンの創始者の一人として名前が上がるLOEFAH 初期からマイクを握って何万人もの客を盛り上げて来たSergeant Pokes。そしてThe Bug名義でニンジャチューンから数々のヒットを飛ばし、King Midas Soundとしてもシーンを長く騒がせて来たKevin Martin。Smith & Mightyとしてイギリスを代表するダブ/ジャングル等の最重要人物として長年活躍して来たRob SmithもRSD名義で参戦。その他、若手のGuidoやCyrus等も曲を提供している。
それら最上のダブステップの楽曲を、ホープトン・ブラウン別名SCIENTIST(サイエンティスト)が70年代から続くダブの手法で再構築したという、世代を超えた全音楽ファンにとっては本当に宝物と言える一枚。
サイエンティストのキャリアはダブ・ミュージックの親とも呼ばれるKING TUBBY(キング・タビー)のスタジオで始まり、80年代にはボブ・マーレーのTUFF GONGスタジオのエンジニアとして君臨した。そこで今や伝説的名盤の「Scientist Rids The World Of The Curse Of The Evil Vampires」や「Scientist Wins The World Cup」が生みだしている。King Tubby、 Lee "Scratch" PerryやPrince Jammy同様SCIENTISTは独自のダブミックス手法で自分の音を確立させていった。 00年代、急速に世界中へと拡散したダブステップにはサイエンティスト等からの影響は明らかに見て取ることが出来る。南ロンドン、東ロンドンの小さなシーンから生まれ今やメインストリームでも注目を浴びるこの音楽には70年代にサイエンティスト等が生み出したベース&ドラム、空間の重要性をはっきりと意識している。本作によってダブステップはそのルーツとの邂逅を果たし、新しい進化を遂げた。
世界レベルでレゲエ/ダブのシーンが成熟し、常に最先端のカルチャーを生み出す日本にこのアルバムが到着するのは必然と言えるだろう。
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