Artist

J-San & The Analogue Sons

Biography

「ソウル・ミュージック」という定義が、音/詞/物語を通じて個人の体験の深さを真心を込めて表現する、という意味であればJ-SAN(ジェイサン)は真に生きる証明だ。ここ10年程この多才な作曲家/作詞家は世界中のファンにインスピレーションを与えながら、彼の音楽に対する独特な解釈で世界中の音楽評論家をいい意味で混乱させてきた。絶賛されたデビューアルバム(日本では1枚リリース、海外ではEPとアルバムの2枚をリリースしている)を元に世界中をツアーしてザ・ウェイラーズ、バーニング・スピアー、ザ・アイタルズ等と共演を果たしながらもジェイサンはまだ動き出したばかりだ、と言う。

「自分より大きな存在と本当に通じていると思うのは音楽を演奏している時だけなんだ。」

ジェイサンはニューヨーク州で幼少期を過ごした。ベトナム戦争で戦い、無許可離隊を経て大麻栽培人兼芸術家兼ハスラーだった彼の父親と4歳の時に消え二度と彼の前に現れなかった日本人の母親の元で育った彼の育った環境はロックンロールそのものだった。成長期のほとんどは移動しながら過ごしたという。「転がる石のように...」お父さんの車の後部座席だったり、移動住宅、ヒッピーの生活共同体、他人の高級アパート...様々な環境で生活していた彼の成長期の中で唯一変わらぬものが父親のレコード・コレクションだった。その結果(ボブ)ディラン、スティービー(ワンダー)、ボブ(マーレー)、ジミー(ヘンドリックス)に受けた教育の影響は大きかった。そしてジミーの音楽に対する情熱があったからこそ彼は15歳で自分のバンドと全国のバーを巡るツアーに出た。ショーを数回こなし15歳の少年は虜になった。

「俺のサウンドにエッジがあるのは、常に型にとらわれない姿勢を持っているからだと思う。様々な音楽が好きだから1つに絞る事は無理なんだ。」

ジェイサンの作品は過去30年間の音楽自体の進化を凝縮したものでありながら、今後の音楽の真の姿の青写真でもある。レゲエ、ダブ、ロック、アフロビート、ヒップホップ、ソウル - アコースティック/エレクトロニック - 全ての要素が含まれている。直接含まれていなくても、姿勢や感情で含まれていて、その表現法はジェイサン独特のものである。彼の最新作、「One Sound (ワンサウンド)」は過去最高に内面を表現している成熟した名作となった。

本作品はアンセム候補満載で素直さがにじみ出ていると共に熟練した自由さも感じさせる、過去最高の一枚に仕上がっている。曲の構成は一流でフックはキャッチー。こうでありながら完全に現代的なアルバム。プロダクションは暖かみがあり、アナログでほこりを被ってる匂いだが、音的な存在感で言えば今現在市場に出ている最先端のエレクトロニック音楽と肩を並べる、本人が手がけた並外れたプロダクションによる仕上がり。本作でジェイサンは一番得意とすることをやっている:自分の作り上げた音楽の環境の中で最大限に、力強く表現しているんだ。

「音楽をやっている時、音楽はすごくパワフルなヒーライングを行う力が合う事を実感する。そして自分にその感覚が訪れている時こそリスナーにもそれが感じられると思うんだ。その感覚は本当に素晴らしい。「真の自分でいる事に対して恐れを感じるな...それが光自身であっても」

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